№203これまでの女性が出世するための2つの生き方
<アドバイス>
「これまでの女性が出世するための2つの生き方がある」と言われています。
1つは
「名誉男性(スカートを履いたおやじ)」になって女性差別するようなおじさま達に同化することで、女性に入りにくい情報が、宴席、ゴルフ、喫煙所で得られるので出世するパターン。
もう1つは
おじさま達と戦いまくって、「絶対に文句を言わせない実績!」を出して出世するパターンですが、おじさまの敵が多く、なかなか出席できない・・・。
「名誉男性(スカートを履いたおやじ)」とは、ちょっと乱暴な言い方になりますが
「男尊女卑的な価値観に染まってしまった女性」とも言われています。
例えば、男性上司が男尊女卑的な発言をした時に
「ですよねー!」と同意すれば「話が分かる奴だ」と認められて
「名誉男性(スカートを履いたおやじ)」として仲間に入れてもらえるということです。
しかしながら、今の時代になると、このことで典型的な事件が起きました。
前内閣広報官の山田真貴子さんの動画事件です。
1961年生まれで、総務省で女性初の次官級ポストへと上り詰めた彼女が、
「飲み会を絶対断らない女」を通してきたことを後輩への助言で語った動画について、
大バッシングが起きました。
彼女は後輩にこうアドバイスしています。
「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。飲み会も断らない。断る人は二度と誘われません、幸運に巡り会う機会も減っていきます」。
「私自身、仕事ももちろんなんですけど、飲み会を絶対に断らない女としてやってきました」。
これは、「女の割にやるじゃないか!」と閉鎖的で排他的な男性組織に
「入れていただく」ことが必要だった時代の「女性の生き残り術」で、
けっして特別なことではありません。
これらのことを象徴するある男性の発言がよくあります。
「女の人なのに、母親としても、妻としても、働く女性としても、大変な努力家で立派な人なんだよ。組織で生き残ってきた女性たちはさすが!!」。
「がんばっている女性を僕は応援しているんだよ」
男性が驚くほどの超人的な努力をして、男性社会に組み込まれ男性軸の価値観で認められて生き残る女性が「名誉男性(スカートを履いたおやじ)」です。
しかしながら、今の女性たちには、この男性が褒め言葉として使った言葉が、
逆に、その男性にも、そして対象の「名誉男性(スカートを履いたおやじ)」の女性に対しても、
「こうなりたくない!」と反感を買ってしまいます。
今は「それは違うよ」と言える、女性が”ありのまま”普通に活躍できる社会の時代になっていっています。
【参考、引用】
1)マイナビウーマン,アルテイシア,名誉男性,2020.12.29
2)PRESIDENT Online,河崎 環,「このままでは私も古くなる」飲み会を断らずにエラくなった女たちに走った激震,2021/03/12
3)PRESIDENT Online,矢部 万紀子,「飲み会を絶対に断らない女」は、生涯をかけて何を積み上げてきたのか,2021/03/03
【今回の関連質問箱№】
▼女性管理職(意識) №203、201、109、88、68、55、36、14、12
▼女性活躍推進(その他) №203、191、178、150、131、117、104、92、89、81、75、59、50
▼その他(関連NEW WORDS) №203、201、132、104、101、67
【これまでの ”男×女の疑問に答える『質問箱』】
https://www.g-and-s.co.jp/this-weeks-recommendations
<youtube版>
https://youtube.com/playlist?list=PL83R2Hn7US1ZqQ8MtD8fOsGK_3g1_zNzP
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