№159<質問>
女性管理職が増えることで男性の正直な気持ち
<アドバイス>
女性の管理職が増えても、男性の部下のマネジメントに悩んでいる女性管理職 は少なくありません。
男性は競争心が強い(昇進意欲)ので、上司であってもライバル視しています。
でも、男性は男性同士では序列(役職)に忠実なので、一見従順にします。
しかし、相手が女性だと、序列遵守をしない男性が多いので、男性が「仕事ができる女性管理職」と認めないと、ナメた態度を取られることにつながります。
調査4)でも、女性や年下を上司に持った人が「やりにくい」と感じる理由の上位は
「実力不足」「肩肘張っている態度」「経験不足」
と、上司の素養や能力を疑うものでした。
これまでも昇進争いは大変だったのに、そこに「女性比率を高めるために昇進できた人」と捉えられると敵意にまで取る人も現れます。
逆に、仕事のできる女性管理職は、周囲からは
「彼女は外見は女性だけど、実質”スカートを履いたオヤジ!”」
つまり、中身は男性と言われています。
ビジネスは男性が作り上げた社会(規律、やり方等)です。そこで、認められるには、男性思考でいかなければいけないから必然的に男性脳になっているからです。
でも、それでは、女性が働きやすい環境にはなりにくく、また、女性視点の新たなサービスや製品開発も中途半端になってしまいます。
「うわ!女性思考そのもの・・」
と、思われるくらいの女性管理職も女性活躍推進の中で求められる多様性から生みだされるものには必要です。
こういった男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 “男×女活用®で、経営革新”を提供する お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。
【参考、引用】
1)President Woman,田中俊之,女性管理職が「男性部下になめられた」と感じたときの効果的な対処法3つ,2020.03.04
2)manager LIFE,女性の上司が、男性の部下と上手にコミュニケーションを取るための3つの方法,2019/10/11
3)FNNプライムオンライン編集部,女性・年下上司を約8割が経験…「やりにくさ」はなぜ生まれる?,2018年12月27日
4)人材総合サービス業エン・ジャパン株式会社,「女性上司・年下上司」に対する見解調査,2018
【今回の関連質問箱№】
▼女性管理職(その他)
191、182、159、4115、78、68、66、58、37、34、19、12
▼部下(男性)
№170、159、90
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