№78【質問】
私達の会社の女性管理職のようには、なれないし、なりたくありません。
スーパーウーマンです。
仕事も遅くまでこなし、夜の接待にも行き、お酒も飲め、カラオケも上手で、休みにゴルフの接待にも行っています。
かといって、女を捨てずで、オシャレもバッチリ。
ネイルもエクステ、エステにも行って整えています。
彼女は、かっこいいとは思いますが、いつも全速力で、いつ気を抜いているのかと感じます。
私は、ゆっくりと自分の生活を楽しみたいので、管理職と言われても、責任もあるし、人間関係のストレスも嫌なので、なりたいとは思いません。
【アドバイス】
言われるように、”これまでの女性の管理職は、理想像ではない時代”になっていることが、意外に経営者や人事部は把握していません。
”女性管理職への価値観の変化”が、おこっています。
現段階の管理職は、
●仕事だけでなく、接待もできる
●仕事&育児や家事との両立もこなす
など、スーパーウーマンが多いと思われます。
今の女性は
仕事
結婚
出産・育児
趣味
オシャレ
を、自分のペースでの生き方をしたいと考えています。
なので、管理職になることへの興味が「ない」が、女性の56.5%と過半数を占めています。1)
そして、上記のスーパーウーマンもいとわない女性国会議員は、女性の議員が増えない理由として、別の側面も言われています。
稲田 朋美代議士が、”女性議員が永田町の壁を砕く!”で書かれていますが、 日本の女性政治家は増えないばかりか、減少傾向にあります。
なぜなら、今の女性議員の取り扱われ方の状況の中で、少女たちが政治家をめざすだろうか?と言われています。
【参考、引用】
1)内閣府,平成30年版男女共同参画白書
2)女性議員飛躍の会.,女性議員が永田町の壁を砕く!,成甲書房,2020
【今回の関連質問箱№】
№191、182、115、78、66、58、37、34、19、12