№157<質問>

男性向け化粧品が売れているようですが、新たな男女の市場を知りたい

<アドバイス>

化粧品の推計市場規模は、コロナでの外出自粛や在宅ワークの影響で、全体では女性のメイク不振で、2019年年比で89%と縮小しました。

しかし、男性の化粧品購入 による市場規模は前年比104%と拡大していて、2016年からの5年間で111%も伸びました。
ヤング層(15-34歳)だけではなく、ミドル層(35-69歳)の男性も、オンライン会議中に自分の顔を見る機会が増え、関心を持つようになったのか、購入率も購入金額もアップしています。
ヤング層は女性用、ミドル層以上は男性用を購入が特徴です。
どちらの層も、基礎化粧品が主体で、化粧水、洗顔、乳液の順に売上を伸ばしています。

女性の化粧品購入 が頭打ちになってきている中、新たな市場として男性向けが見込めると言えます。
これは、男×女の生活環境が変化していっているので、今後、参入増加につながっていきます。

男性主体の商品やサービスに、女性視点での女性向け

例)トラクター
丸みを付けた小型化
カラーのバリエーション充実(ピンク、イエローなどのパステルカラー)
女性向けオプション(鏡、小物入れ)

女性主体の商品やサービスに、男性視点での男性向け

例)育児用品
見た目より機能重視
カラーが黒、グレー
男性向けサイズ(バッグ)

そのためには、男×女の特徴を再度、理解することが必要になってきます。

こういったプライベートだけではなく、仕事上でも男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 “男×女活用®で、経営革新”を提供する お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

【参考、引用】
1)intage,コロナ禍でも伸びた!男性の化粧品購入,全国消費者パネル調査,2021/04/22
2)化粧品OEMラボ,メンズコスメの市場は急成長中?コロナ禍も含めた状況変化,2021.3.1

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